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一期JAM NEWS!!

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3.11



3/11。

震災から3年が立ちました。

当時は、僕の長男が幼稚園入園前で、

このままちゃんと幼稚園に行けるのか長男も不安だったようで

親としてはこのまま東京に居ても大丈夫なのか、

この先どうなってしまうのか、自分の無力さを嫌というほど痛感した日々をつい最近のように感じています。


2012年には一期JAMとしてジャンベの演奏で

岩手県気仙沼市に来訪させて頂きましたが、

想像を超えた津波の惨状を目の辺りして、

言葉を失いました。


僕があの震災で感じた事は、

一言で言えば一人では生きていけないという事。

そして、苦境になった時こそ自分の与えられた本分を全うしなくてはならないという事です。


僕の場合は、家族を守る事。

そして本職である製造業を守る事。

自分ができる事を全力で。

ジャンベはしばらくお休みしましたけどね。


1人ひとりができる事を全力で全うする事が

震災で犠牲になった方達の供養にもなるし、

復興の礎になるのではないかと思っています。


2013年末には、いろいろな経緯があって、

NPO一期JAMとなりましたが、

僕の中では、自分の本分を一つ与えて頂いたと思っています。

ジャンベを通して、微力ながらも社会に貢献できればと。

1人では生きていけないから。音楽で繋がる力を信じたいと思っています。


2014年、今月。

長男は幼稚園を卒園し4月から小学生になります。

3年という月日は短いようで長く、

人を成長させるにはゆうに足りうる時間でもあると感じています。

ただ、震災で犠牲になったご家族はとても長い月日だったのではないかと思います。

子供を亡くした方も沢山いました。

同じ親の立場としては、身の裂ける思いであります。

僕の本分として、自分の子供2人を情のある、困った人には手を差し伸べるような大人になって貰えるよう、

自分が見本となりうるような生き方をして生きたいと思っています。

それが子供亡くした親御さんにとっての思いを酌む形になれば。


しかし僕は、被災していない身であり、

この震災に関しては大変デリケートな問題でもあります。

軽々しい発言はできないと重々承知での長文となりました。

気を悪くされた方がいましたら、

この場を借りてお詫び申し上げ致します。


震災で犠牲になった全ての方々にご冥福を。


合掌


やまざき たけし

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