「いちごハウスに集まろう!」プロジェクト
「いちごハウスに集まろう!」プロジェクトが今年度もスタートしました😊 大田区の地域力応援助成事業として、昨年度に続き継続して受託し、地域の皆さんが気軽に集まれる場所と時間を提供していきます。
このプロジェクトでは、地域の子どもたちの学びや成長を支援する「寺子屋プロジェクト」と、多彩な体験ができる「ワークショップ プロジェクト」を展開します。
●寺子屋プロジェクト
寺子屋は、江戸時代から明治時代初期にかけて存在した庶民の教育施設に由来しますが、いちごハウスの寺子屋では、主に小中学生を対象に勉強のサポートを行います。宿題や予習・復習、夏休みの学習支援だけでなく、学校では学びきれない「人間力」も育むことを目指しています。地域のボランティアの方々がチューター・メンターとして参加し、子どもたちが安心して学べる環境を提供します。また、自習場所としても自由に活用いただけます!
●ワークショップ プロジェクト
ワークショップでは、文化や趣味、学問などさまざまなジャンルの体験を低価格でご提供します。新しい趣味を見つけたり、地域の方々と交流するきっかけとして楽しんでいただける内容を揃えています。
【このプロジェクトを始めた背景】
私たちは、2019年に大田区社会福祉協議会と協力し、子ども食堂「いちご食堂」をスタートし、2020年からはフードパントリー活動にも取り組んできました。これらの活動を通じて、地域社会が抱えるさまざまな課題に気づきました。
具体的には、次のような問題が挙げられます。
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地域内での交流の少なさや、下町とタワーマンション住民間の格差
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若い世代と高齢者世代の間のコミュニケーション不足
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高齢者の孤立や、情報にアクセスしづらい人々の生活困難
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学習環境や家庭の経済状況による子どもの学びの格差
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在日外国人二世の子どもたちが抱えるアイデンティティの悩み
このような課題に対処するために、「いちごハウスに集まろう!」プロジェクトを立ち上げました。地域の皆さんが気軽に集まり、多様な背景を持つ人々が交流しながら学び、成長できる場所を提供することを目指しています。
寺子屋やワークショップは、地域内外の方々のご参加を大歓迎しています。大田区以外からのご参加も大歓迎ですので、ぜひ気軽にお越しください! みんなで楽しく学び、新しいつながりを作りましょう。