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一期JAM NEWS!!

クラウドファンディング バーユミコからのメッセージ

  • 2月28日
  • 読了時間: 3分

日本のジャンベ、アフリカンダンス愛好家の皆さん、どうか、現地の状況を知ってください🥺

ギニアの子どもたちの希望を途切れさせないために


ご支援はこちら:https://camp-fire.jp/projects/817886


なんと現在、167名の方々がご支援くださいました。心からお礼申し上げます。

この映像で、キラキラ輝く笑顔でジャンベを演奏している彼こそが、去年なくなったミルー君です。


私はギニアで暮らして約15年になります。

そして、現地の舞踊団のメンバーとして、ギニア人の仲間たちと過ごし、その中で、悲しい死を多く経験してきました。

ギニアでは、日本とは違い、治療すれば完治するはずの病気や怪我で、いとも簡単に人が命を落とします。

昨日は元気な笑顔を見せていたあの人の死をいきなり知らされる・・・そんなことが日常茶飯事で起きています。


私は、このミルー君が亡くなってから、彼の写真や映像を半年以上見ることができませんでした。

彼の姿が目に入った瞬間、わたしは何もできなかったという後悔から涙が止まらなくなるからです。

嗚咽するほど苦しくなる時もありました。


なぜなら、私にはジャンベ奏者の息子ヨーナンがいます。ミルー君のママの気持ちを考えると居ても立っても居られない。

とにかくメンタルを病むくらい辛い時期でした。


しかも、彼らの活動支援を、ある理由から休止していた時に、彼は亡くなってしまいました。

その後、残された子どもたちからの希望と熱意を見て、また新たに彼らを支援するプロジェクトを立ち上げました。

だって、もう後悔はしたくない......。


私は、ギニアの太鼓「ジャンベ」に魅せられ、素敵な仲間と出会い繋がり、多くの幸せをもらえました。

でも、現地でその音楽に携わる人々は、ずっと貧しいまま、その恩恵を受けていません。

おかしくないですか?


いつもお腹を空かせ、交通費を持っていないから、何キロも歩いて練習場所まで通う舞踊団の仲間たち。

コンサートの時、ダンサーも、ミュージシャンもみんな笑って楽しそうにしていますよね。

でも、あれは楽しいから笑っているんじゃない。(そりゃ心から楽しいとも思っているとは思いますが...)

舞踊団では、パフォーマンスをする時には、笑顔で!!とキツく指導されてるんです。

だからダンスの練習の時も、笑顔で踊らないと「笑顔になれ!」と怒られるんです。

あんな激しい動きをして身体はキツイ、太鼓を叩けば手のひらから血が出る。血尿も出る。大変な仕事なんです。

でも、アーティストであれば、夢と希望があります。

海外に行けるチャンス、外国人相手に講師をしたり、他にはないチャンスを手にいれる可能性があります。

そして、何よりも、音楽やダンスは、ギニアがギニアであるための大切な文化です。

これがなくなったら、ギニアはもうギニアではなくなります。

私のジャンベの師匠ママディケイタさんが亡くなった後、彼の故郷・バランドゥグ村に行きました。そして、初めて知ったんです。

「この村には、ジャンベを叩く人はいない。祭りがあるときは、近隣の村からミュージシャンたちを呼ぶ」 

衝撃でした。

コナクリでも、ジャンベ文化が薄れてきていると感じているのに、世界的に有名なママディさんの村にはもうジャンベ奏者がいない?

世界中にジャンベ愛好家がいるのに、現地ではこんな状況になってるのです。

だからこそ、私たちは、この音楽教育プロジェクト、そして食の支援の活動を止めるわけにはいきません。


日本のジャンベ、アフリカンダンス愛好家の皆さん、

どうか、現地の状況を知ってください。


そして、ギニアの子ども達の未来のため、そしてあなたたちも大好きなギニアの伝統を守るために、私たちとともに、力を合わせませんか?

この活動を継続するために、あなたの力をください!

クラウドファンディング挑戦残り1時間となりましたが、どうぞ宜しくお願いいたします。

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